国際規格情報室は、使用説明の規格対応についてコンサルティングします。
日本国内のみならず世界の各国や地域に応じた各種サービスをご要望に応じて提供いたします。
製品に規格があるように、使用説明にも国際的なルールがあり国際規格IEC 82079-1(Preparation of instructions for use)にて定められています。各国は消費者の知識レベルや社会通念などを考慮してその国特有の国家規格に適応します。さらに、国際規格は見直され変化します。
使用説明とは、取扱説明書やサービスマニュアルだけでなくカタログや梱包箱、製品のラベル、など、購入前から廃棄までの全ての時期を対象として、製品やサービスを説明するもの全ての情報です。
製品に適用される法律や規則や規格の要求を確認し、マニュアルへ記載する関連事項の洗い出しをします。
製品のリスク分析結果に基づいたマニュアルへの安全警告文をご提案します。
EU市場で日本の製品を流通もしくは使用するには、CEマーキング制度に対応する必要があります。
CEマーキング制度とは、製品を市場に流通させる前に、欧州委員会の法令に沿って、製品の適合評価をおこない、それらを満足した製品本体やその包装・取扱説明書などに、CEマークを表示することです。
具体的な対応として、製品と適合する指令と規格の選定、その適合性評価、技術文書や取扱説明書・サービスマニュアルの作成と翻訳、などがあります。
製品にどの指令を適用するかは、製造者の責任において決定する必要があります。製品の用途、構造などと、各指令の適用範囲を照らし合わせて、どの指令を適用するかを決定します。一つの製品に複数の指令が適用される場合もありますが、その場合でも貼付するCEマークは一つです。
欧州法定代理人とは、EU域外の製造者に代わって、EU現地でCEマーキング制度の窓口責任者として規制当局による市場監視活動に対応する者です。国際規格情報室のEU法定代理人サービスでは、EUに現地法人など持たれていないお客様でも、弊社ヨーロッパ現地法人と法定代理人契約を結んでいただくことで、規制当局からの問合せに迅速な対応が可能となります。
コンサルティング 国際規格情報室 製品輸出においてのマニュアルの重要性 セミナー開催
クレステックの経験豊富なコンサルタントを講師としたセミナーを開催して、輸出においての使用説明の重要性を法令規格を示しご説明しました。メーカーの経営層や設計開発部門の方々が、製品の対応だけではなくテクニカルドキュメントや警告注意文、マニュアルなどの対応が必要なことを知ったことと、それにより課題を共有して社内のコミュニケーションがスマートになった、とご好評をいただきました。
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